スケルツォ第2番 変ロ短調
ショパンの代表作品
円熟したショパンの傑作。流麗さ、華麗さ、ドラマティックな要素を兼ね備えた真のピアノ曲。
かなりの大作だが有名な曲。通して演奏すると10分くらい。部分的にCMで使われていることがしばしばある。ショパンがちょうどジョルジュ・サンドと出会った頃に作曲された。
出だしはひそひそと語るように不気味なユニゾンで始まり、すぐにそれに呼応するよに激しい和音が打ち付けられる。これが交互に繰り返される。ショパン自身この部分に関して、問いかけと答えという旨のことを言っていたらしい。
次に翼が生えたような美しい旋律が朗々と飛び立つ。この部分は非常に幸福な部分であるが、どことなく悲しい気がする。中間部の響きはホルンの響き。次はアラベスク。展開部の激しさはまさにショパン。コーダの太陽のような眩い輝きには圧倒される。これを傑作と言わずして何と呼ぼう。
マリア・ヴォンジスカと破談し、ジョルジュ・サンドと出会い、ショパンの人生は大きな転機を迎えていた。ショパン自身の心情も激しく揺れ動いていたに違いない。そんな頃に作曲されただけあって、このスケルツォには色々な表情を窺い知ることができます。
CD情報
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