バッハ:パルティータ全曲のレビュー

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5つ星のうち 5.0 これを弾けてないと言うのは, 2011/11/3
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レビュー対象商品: バッハ:パルティータ全曲 (CD)
音楽好きでもなければピアノも理解できてない! それだけは断言しとく

余りにも美しい音の洪水である!
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5つ星のうち 5.0 アシュケナージにしか弾きえない『至高のバッハ』, 2010/6/12
レビュー対象商品: バッハ:パルティータ全曲 (CD)
現代を代表するピアニスト、アシュケナージは、長らくバッハのクラヴィーア曲を手がけることはなかった。以前、「なぜバッハを弾かないのか」という問いに「グールドのようには弾けないからね」といなした、という記事を読んだ気がする。即物的な応答だったのかもしれない。もともとアシュケナージはグールドと違うタイプの演奏スタイルの持ち主である。しかし、近代的なピアノ奏法を身につけ、かつロシアのロマンティシズムを内包する自身のバッハへのアプローチについては、長いこと考えていたに違いない。かくして2004年から05年にかけて録音された平均律の全集は、柔和にして暖かい感情が脈打ちながらも、音楽そのものへの喜びに満ちた無類の名演で、私も深く感銘した。

そして、2009年録音のパルティータ全集の登場となった。平均律にも増して素晴らしい演奏である。録音時72歳であるが、技術的な衰えを感じさせる部分はなく、しかも時として若々しい新芽が息吹くような肯定的な生命力に満ち溢れている。それは、例えば第4番のアリアや第5番のアルマンドに聴かれる典雅にして闊達な音の洪水に顕著ではないか。

また、アシュケナージはバッハのこれらの楽曲を従来の呪縛から解き放ちさえしているように思う。つまりバロック音楽としての組曲的な拘束感ではなく、自然な呼吸と歌に満ちた多様性を感じさせる。これは音楽の構成感をないがしろにしているという意味ではない。むしろ各組曲の終曲(第2番以外すべてジーグ)におけるスケールの雄大さ、音楽そのものの大きさは、頂点を終曲に築いた一つの組曲形式の解釈となっていて、理に即しており、しかも聴き手に十分過ぎるほどの満足感、幸福感を与えてくれる。

さらに、このたびの短調の3作品(第2番、第3番、第6番)に湛えられた深く瑞々しい詩情は、これまでピアノによって奏されてきた様々のバッハのクラヴィーア曲録音にあっても、ついぞ放たれたことのなかった稀有のパッションに他ならない。もちろんグールドのバッハも素晴らしいが、アシュケナージはついにアシュケナージにしか弾きえない至高のバッハに到達したことを実感する。

パルティータの録音として、今後必ず名演として数え上げなければならないアルバムだ。
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5つ星のうち 5.0 最終戦 バッハ, 2010/10/27
レビュー対象商品: バッハ:パルティータ全曲 (CD)
ショパン、ベートーベン等幅広く手掛けてきたアシュケナージが、いよいよ人生の総決算として、自身が愛錬してきたバッハの録音を開始した。
もっとも重要な平均律は、知的にコンパクトにまとめあげ、聞く者を魅了してやまない。そして、次に重要な、パルティータである。
この作品は、さらに円熟の境地に達したものであり、リズミカルなグールド、ロマンティックなシフ、重厚感あふれるグルダ等の歴史的演奏に
全く引けを取らない大御所としての貫禄が感じられる。
次は、フランス組曲、イギリス組曲、イタリア協奏曲、インベンションとシンフォニア等の録音が完成されることを期待したい。
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