ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1&2番のレビュー

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5つ星のうち 5.0 情熱的で意欲的な若々しさに溢れています。, 2007/7/3
レビュー対象商品: ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1&2番 (CD)
アシュケナージがベートーヴェンのピアノソナタ全集に、ショルティが交響曲全集に取り組んでいた時期に、その両者によるピアノ協奏曲全集が録音された。双方にとって、確かなキャリアを積みながら、意気高くベートーヴェンに臨む気概がまさに最高に満ちていたころの録音で、きわめて情熱的であり、血気にあふれる演奏となっている。

ベートーヴェンのピアノ協奏曲の場合、この作曲家の創作活動の「傑作の森」と呼ばれるの疾風怒涛期とそれ以前の若き情熱的な作品ばかりであり、二人の若々しいとさえ感じる感受性は、おおむね良好に作用しているだろう。

第1番の冒頭でこれほど勇壮な響きを示す演奏というのは、最近ではほとんど聴くことができないスタイルだし、それだけに貴重だ。しかも、この演奏は聴いているうちに、思わずこちらもリズムをとって、どんどんと彼らの音楽の世界に引き込まれてしまうような魅力に満ちている。第2楽章の溢れる様な豊かな感興も素晴らしい。

第2番も万全の配備を感じるオーケストラが、ピアノとともに悠然と突き進むようで、きわめて壮観な趣きである。アシュケナージとしては、かなり前のめりになった意欲的な演奏だが、曲の構築性を決して崩すことのないバランス感覚が、演奏を確かなものにしている。
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