ロシアン・ファンタジー~2台ピアノのための作品集IIのレビュー

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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 親子ピアノ・デュオ, 2011/10/24
投稿者 
ワルノリ
Amazonで購入(詳細)
レビュー対象商品: ロシアン・ファンタジー~2台ピアノのための作品集II (CD)
私は2011.9月にこのCDに収録されているアシュケナージ親子の生演奏を聴きました。息子のリードでお父さんが併せていく演奏には何かほのぼのとしたものを感じさせられました。お父さんの手はピアニストとして特に大きなわけでもなく、これが理由で最近は指揮ばっかりしているようですが、さすがに超一流のピアニストです。ピアノ用の編曲は息子がしたようですが、原曲の雰囲気をうまくかもしだしていたと思います。アマゾンで先にCDの注文を出していたので購入しましたが、演奏会当日に買えばアシュケナージにサインしてもらえた! (残念 笑)

5つ星のうち 5.0 2016年のアシュケナージ親子のDuo演奏会を思い出すCDが手に入りました, 2018/5/14
投稿者 
聴而不聞 (Nippon)
レビュー対象商品: ロシアン・ファンタジー~2台ピアノのための作品集II (CD)
アシュケナージ親子の2016年5月の国内ツアーの際、演奏会後のサイン会にありました。
Amazonで探しましたが、2016年夏頃には見つかりませんでした。
演奏会では父親が紙の楽譜、息子がタブレットの楽譜を見ながらの演奏でした。ヴォフカの演奏も大変良かったのですが、何と言っても父親の音とオーラが勝っていたのが印象的でした。演奏会場の雰囲気程ではありませんが、そればこのCDからも感じ取れます。
アシュケナージ・ファンである私の娘は二人からオートグラフをもらって感激していました。

収録曲は
ムソルグスキー:はげ山の一夜(ヴォフカ・アシュケナージ編)
ラフマニノフ:組曲第1番『幻想的絵画』作品5
グリンカ:幻想的ワルツ(リャプノフ編)
ボロディン:だったん人の踊り(ヴォフカ・アシュケナージ編)
スクリャービン:幻想曲

第一ピアノ:ヴラディミール・アシュケナージ
第二ピアノ:ヴォフカ・アシュケナージ
スクリャービンのみ第一と第二ピアノが入れ替わります。

9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ヴォフカ・アシュケナージの編曲にも注目でしょう, 2011/10/4
投稿者 
ニゴチュウ
レビュー対象商品: ロシアン・ファンタジー~2台ピアノのための作品集II (CD)
2011年で74歳となるアシュケナージは、ひところに比べて、ピアニストとしての活動の機会が限られてきたようだ。このディスクと同時に発売されたラフマニノフのピアノ・ソロ作品集では、使命感に燃えたピアニズムを感じさせ、このピアニストの本懐に接した心持ちがしたけれど、その一方で、健やかな、音楽の喜びを感じさせる録音もある。

このアルバムは、しばしば録音で共演するようになった、息子のヴォフカ・アシュケナージ(Vovka Ashkenazy 1961-)との2台のピアノによる作品集。ヴォフカはモスクワ生まれだが、幼少のうちに両親とともにアイスランドに渡り、主にイギリスで音楽家としての教育を受けた。いつのまにか、一流のピアニストの仲間入りを果たした。

アシュケナージの子息には、クラリネット奏者のディミトリー・アシュケナージ(Dimitri Ashkenazy 1969-)もいるし、こちらも父と何度か共演で録音をリリースしている。晩年になって息子たちと同じジャンルで活躍できるというのは、おそらく幸せなことなのだろう。それはこのディスクに注がれた幸福感に満ちた音楽を聴いていると、そうに違いないと思えてくる。

このディスクの別の注目点として、ヴォフカ・アシュケナージによる「編曲」がある。ボロディンの「だったん人の踊り」とムソルグスキーの「はげ山の一夜」を、自ら2台のピアノ版に編曲している。いずれも演奏効果の十分にある安定度の高い編曲で、ヴォフカの才の一端を示すものだろう。

演奏が魅力的なのは、まず縦横に2台のピアノの鍵盤を鳴らしたラフマニノフの「2台のピアノのための組曲 第1番」だと思う。この曲は、ウラディーミル・アシュケナージにはアンドレ・プレヴィンと録音した名盤があるが、ここでは録音技術の進歩とあいまって、立体的な音響効果を存分に味わえるサウンドが展開している。特に第4楽章の鐘楼の鐘が響き渡るような音が凄い。グリンカ、スクリャービンの曲ははじめて聴いた。スクリャービンの「幻想曲」と聞くと、高名なソロピアノのための作品28を連想するが、それとはまったく別の曲。いずれも、ことさら面白い曲というわけではないけれど、配慮の行き届いた演奏で過不足なく奏でられる。... 続きを読む

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