ブラームス : ピアノ協奏曲 第1番ニ短調のレビュー

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5つ星のうち 5.0 オケとピアノ、知と情のバランス感覚に優れた、全く過不足の無い名演, 2015/6/4
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レビュー対象商品: ブラームス : ピアノ協奏曲 第1番ニ短調 (CD)
この交響曲的な性格をもつ壮麗な曲に関しては、永らくギレリス、ヨッフム盤(92.8.1出)で聴いて来た
72年のイエスキリスト教会での録音である

帯には、『暗い情熱と青白い寂寥感。。むせ返るような情熱的ロマンティシズムを発散させるこの作品
遅めのテンポで入念に弾き上げており、あらゆる音形が情感を持って鳴り響き、聴く者の胸を激しく揺さぶります
ヨッフム=ベルリンフィルも引き締まった表情で。。。』とある

曲の性格まで全くその通りであり、多分非の打ち所がなく巨匠的であると思われるのだが、それだけに少々重苦しい印象があった
ピアノ協奏曲の2番は、ハイティンク&アシュケナージのロンドンベスト盤で聴いていて、それが自分にとってのフェイバリットであったので、その組み合わせの演奏を聴かなくては、第1番の評価は出来ないと自分なりに思っていた

ひょんな事で、録音時の直後に出た、ハイティンク&アシュケナージの状態の良い西ドイツ盤を、ブラームスの第1番と第2番の両方で安価で手に入れる事が出来たのは、奇跡だった
少し音量を上げて聴いてみた所、やはり初出盤の音質は図抜けている。。。
この第1番の演奏は、始まった瞬間から鳥肌が立ったし、第2番のチェロ独奏の聴こえ方も、前に出て来る感じも全く違う

第1番は、自分にとっての再評価の切っ掛けとなった
ハイティンク&アシュケナージは、ベートーヴェンのピアノ協奏曲、ラフマニノフのピアノ協奏曲の、共に全集で所持しており、この組み合わせ自体のファンでもあった
この演奏者の組み合わせの功績は、真に大きい
この二人は、お互いに譲り合いながら、主旋律を分け合い演奏してゆくバランス感覚に秀でている
ピアノとオケのテンポ感覚が同じであり、両者の性格が半々で1つになっている一体感がある
どちらかが出過ぎないので、不自然さや作為、音楽に澱みがないのである

アシュケーナージのピアニズムは、知と情のバランスが良く、情熱的ではあるが、感情に溺れる事はなく端正である
そこは男性ピアニスト。。無理のないダイナミズムで『自然な音楽』を奏でている... 続きを読む
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5つ星のうち 5.0 ピアノとオーケストラの幸福な出会いがもたらした名演, 2014/1/7
レビュー対象商品: ブラームス : ピアノ協奏曲 第1番ニ短調 (CD)
アシュケナージ(Vladimir Ashkenazy 1937-)のピアノ、ハイティンク(Bernard Haitink 1929-)指揮、コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏によるブラームス(Johannes Brahms 1833-1897)の「ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 op.15」。1981年の録音。

非常に優れた演奏。アシュケナージとハイティンク、コンセルトヘボウ管弦楽団は、1984年から86年にかけて、素晴らしいラフマニノフ(Sergei Rachmaninov 1873-1943)のピアノ協奏曲全集を録音することになるのだが、その成功は、このブラームスの録音の時点で、確約されたものだったように思う。当盤の素晴らしさは何と言ってもピアノとオーケストラの一体感にある。

ブラームスという作曲家は、あふれ出る楽想を、どのような編成の音楽に還元すべきかで、とかく悩んだ人だったらしい。この協奏曲も、作曲を開始したころには、交響曲として完成するという目論見があったという。実際、ブラームスが書いた協奏曲は、いずれもシンフォニックで、オーケストラにも交響曲に匹敵するパフォーマンスを要求する。対位法を織り交ぜた長大な展開、楽器の独奏的使用の多用、ポリフォニックな処理。そのようなブラームスの協奏曲(特にピアノ協奏曲)において、私はことに、独奏者に「オーケストラの中に融合する」資質を求める。もちろん「融合する」というのは「埋没する」ということではない。融合と埋没は相反する概念だ。アシュケナージというピアニストは、特にこの80年代のころの録音において、実に慎重にオーケストラを「聴き」、自分の役割をその中で打ち出している。... 続きを読む
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5つ星のうち 5.0 壮麗!!!感動!!!, 2010/10/17
レビュー対象商品: ブラームス : ピアノ協奏曲 第1番ニ短調 (CD)
ハイティンクとアシュケナージの素晴らしいコラボ!!!  壮麗、荘厳。録音も申し分なし。素晴らしい出来。ハイティンクファン、アシュケナージファン、双方に納得させる、ファンでなくとも質の高い素晴らしい演奏に、ブラームスの魅力も十二分に感じることができる一枚。GOOD!!!!!
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