ブラームス:間奏曲集、4つのバラードより&2つのラプソディ(日本独自企画盤)のレビュー

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5つ星のうち 5.0 不思議だけれども、GouldのBrahmsもみごと, 2018/3/20
投稿者 
Archer King Murakami Manic (東京都葛飾区)
レビュー対象商品: ブラームス:間奏曲集、4つのバラードより&2つのラプソディ(日本独自企画盤) (CD)
1932年9月生まれのGouldが28歳になったばかりで録音した「Intermezzo」10曲、作品76の「8つの小品」から6・7番目、作品116の「幻想曲集」の4番目、作品117の「3つの間奏曲」全曲、作品118の「6つの小品」から1・2・6番目、作品119の「4つの小品」の最初、と言うように、18曲のIntermezzoのうちからGouldの好みの作品を取り上げたようだ。

そして後の4曲は、Gouldが脳出血で亡くなる数か月前に録音された作品10のBalladeから2曲、作品79のRhapsody全2曲である。Balladeは亡くなった1982年の2月、Rhapsodyは6月と7月に録音され、どうやらこの不思議な魅力に溢れたピアニストの最後の録音となったようだ。1982年9月27日、高血圧を心配していたGouldは倒れて、左半身不随となり、10月9日に生命維持装置を外されたようだ。

Gouldは、Brahmsをやはり愛していたのだろう。彼が、Brahmsの最後の作品である作品122「11のコラール前奏曲」を遺していたら……。

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5つ星のうち 5.0 聴き手の心への最良のサプリメント, 2016/12/7
投稿者 
(VINE®メンバー)   
織工
レビュー対象商品: ブラームス:間奏曲集、4つのバラードより&2つのラプソディ(日本独自企画盤) (CD)
多くの作品がグールド28才、1960年の録音。しかし、深く思索的なピアニズムは「弾き手」の年令を全く意識させない。クリアすぎるほどに研ぎ澄まされた<音>の連続、その一方、グールドのいつもの唸り声も背後で微かに響く。

だが、「聴き手」の神経は、そこには止まらずブラームス還暦ちかくの深さをたたえた憂愁の<音楽>に自然に行きつく。そして、どうして倍以上も違う作曲家の心情を、20代の若者の「弾き手」がかくも豊かに表現できるのだろうとの驚きが次にくるだろう。

しかも、半世紀前に録音されたいわば「歴史的」な音源のはずなのに、この稀有な演奏は今日ここで奏でられているかの如く生々しくも「現代的」に響く。グールドは健康上の理由で常備薬(サプリメント)を手放せなかったと言われるが、この音楽は逆に、グールドから「聴き手」の心に直接投与される最良の音楽サプリメントである。

➡ Glenn Gould Remastered - The Complete Columbia Album Collection も参照

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5つ星のうち 5.0 素晴らしいの一言に尽きる, 2015/6/20
投稿者 
Tomoki
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レビュー対象商品: ブラームス:間奏曲集/4つのバラードより/2つのラプソディ (CD)
大変美しい曲ばかりです、グールドの中で1,2を争うほどの名盤だと思います。

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5つ星のうち 5.0 やる気のない日曜日の朝に, 2009/4/2
投稿者 
Helmet (Amaurot, Utopia)
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レビュー対象商品: ブラームス:間奏曲集/4つのバラードより/2つのラプソディ (CD)
たしか日曜日の朝だったと思う。外は小雨で肌寒く、私は自宅で朝ごはんを食べて「今日はなんにもしたくないなあ」と思ってぼおっとしていたら、そんな気分をゆっくりと優しく包んでくれるような心地のよいピアノ曲がつけっぱなしにしていたラジオから流れてきた。
それが、このCDにもある「間奏曲イ長調 作品118-2」でした。
派手に高揚することもなく、沈み込むこともないが、エネルギーに満ちている。聴いているうちに心と体が静かに動き出す。そんな滋養のある音楽だと思います。

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5つ星のうち 4.0 叙情という言葉はこのアルバムのために・・・, 2009/10/16
投稿者 
かんぱねるら (奈良県)
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レビュー対象商品: ブラームス:間奏曲集/4つのバラードより/2つのラプソディ (CD)
一曲目からしみじみと聴かせてくれます。これ以上は望めないだろうし、望もうとも思えない、そういう名演です。

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5つ星のうち 5.0 情熱。, 2015/10/9
投稿者 
el terrible
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レビュー対象商品: ブラームス:間奏曲集/4つのバラードより/2つのラプソディ (CD)
芸術的情熱な自己を追い込む、自分自身に対峙した芸術作品。!!!!!!!!!!!!!!!!

5つ星のうち 5.0 無欲で真摯に対峙したブラームス。。グールドの広大な表現域を思い知らされる1枚, 2016/10/29
投稿者 
hananusubito (日本)
レビュー対象商品: ブラームス:間奏曲集/4つのバラードより/2つのラプソディ (CD)
ブラームス : 間奏曲集 / 4つのバラードより / 2つのラプソディ(SICC 30044)
グレン・グールド(ピアノ)
1960年、30丁目スタジオ(間奏曲)1982年、RCAスタジオ(バラード、ラプソディ)
ニューヨーク

やはり、このブラームスも凄い
ディスクの演奏が始まった瞬間、(その音響空間の)空気が変わるのは相も変わらずだが、この音はまるで敬虔な教会の鐘の様である
それ程に大らかな抒情性を携えて鳴る。。。

グールドのブラームスに関しては動画サイト等で気に入っていたので、少し音源に拘ってBlu-spec CD2 / DSDマスタリング盤にした
先にモーツァルト(SM4K 52627)やベートーヴェンの『田園』をピアノ版(リスト編曲)で演奏したディスク(SRCR 9172)等も所持していたので、バロック以外の表現域も知っていたが、あのゴルトベルク変奏曲やその他のバッハを演奏するグールドではなく、確りとロマン派ど真ん中のブラームスを、まるで原典の様に弾き切るグールドがそこにいた。。。

このピアニストは、引き蘢ってスタジオ録音をしているその音で、自己主張というのではなく音楽に対して何時でも真摯で、その作曲家の意図するもの、表現したいものを(これ以上無いクォリティで)再現する事に徹している
そのストイックさで早世した事もあり、それは献身と言っていい程である
聴き手にとってもBGM的にリラックスして聴く様なものでなく、(いつものハミングは聴こえるが^^)演奏者と同等に緊張感と集中を要するものであるが、この演奏にはスタイル的な特徴さえも見えない、ひたすら中庸と普遍の中で、無欲に鍵盤に向かうグールドの姿が見える

グールドには、どの演奏にも共通する要素として、上記の作曲者の意図の再現と、音楽の持つ本質を独自に暴き出そうとする姿勢がある
それはロマン派に限らず、バロックや古典に対しても共通する
そこから立ち上がる、凄みすら感じる程の抽象性や、懐古的な情感の掲示性は、他には決して聴くことが出来ない個性として、彼の音楽を孤高のものにしている様に思う... 続きを読む

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5つ星のうち 5.0 いかにもグールドらしいブラームス, 2014/12/7
投稿者 
パルパティーン皇帝 (デス・スター)
レビュー対象商品: ブラームス:間奏曲集/4つのバラードより/2つのラプソディ (CD)
間奏曲集は1960年9月&10月、ニューヨーク、30丁目スタジオでの録音。『4つのバラード』より2曲は1982年2月8~10日、『2つの
ラプソディ』は1982年6月30~7月1日、いずれもニューヨーク、RCAスタジオAでの録音。間奏曲集の録音とその他の曲の録音との
間には20年以上の開きがあるが、演奏内容に大きな違いがなく、統一感があるのには驚く。グールドの楽風が早くから完成されてい
たという証しであろう。細部まで工夫されつくした、いかにもグールドらしいブラームス。過度にロマンティックにせず、クールで洗練され
た響きが美しい。

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