ブラームス:ピアノ五重奏曲のレビュー

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5つ星のうち 4.0 イタリアのブラームス, 2015/6/16
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レビュー対象商品: ブラームス:ピアノ五重奏曲 (CD)
 はじめは1862年にVn1, Vn2, Vla, Vc1, Vc2のための弦楽五重奏として作曲されましたが試演のみに終わって出版されず、1864年に2台のピアノのためのソナタに書き換えられ、こちらが先なのですが1871年に作品34bとして出版されました。同年ピアノ五重奏曲として書き直され、こちらが後なのですが1865年に作品34として出版されました。

 重く深刻なウイーンのブラームスから脱却したイタリアのブラームスを感ずるといえば、少々違和感がありますが、そう書いてみたくなる演奏です。このような感覚によるブラームスも、ポリーにとイタリア弦楽四重奏団にして始めて可能になる流麗な演奏。先に出版された二台のピアノによるバージョンよりもこのバーションのほうが良く知られているのには、多面的な表現に耐えうるこの曲の充実した内容にあるのではないかと思ってしまいます。

 ドイツ・グラモフォンの室内楽の録音はなかなかのもので、マルチマイクのドイツ・グラモフォンでも楽器数が少ないく、マイクロフォン数も少ないためかテュッテイで濁りません。
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5つ星のうち 5.0 これはブラームスの革新的演奏では?, 2014/9/15
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私の誤解かもしれないが,ブラームスって「まじめ」「かたい」といったイメージがあるのだが・・・(中には「大学祝典序曲」みたいな彼にしてははじけた曲もあるが)しかし,この演奏は良い意味で「ブラームス演奏の殻を破った」演奏と言えるのではないか?「ブラームスの曲でも,こんな演奏ができるんだぞ!」と得意顔の5人が何となく目に浮かぶ。「こんなのブラームスじゃない」という方もいるかもしれないが,案外「目からうろこ」かも知れませんよ。
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5つ星のうち 5.0 完璧という演奏, 2015/10/3
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最初は「弦楽五重奏曲」、その後「2台のピアノのためのソナタ」、最後に落ち着いたのが1865年に完成の「ピアノ五重奏曲」というわけだ。
室内楽曲の傑作群の中ではトップクラスの曲ではないと思うが、憂いを帯びたいい曲だ。
それをポリーニのピアノ、イタリア弦楽四重奏団の演奏で聴かせてくれる。
特別の個性演奏ではないが、原曲に忠実にそれも完璧という演奏のような気がする。
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5つ星のうち 5.0 絶対的名盤, 2007/9/22
レビュー対象商品: ブラームス:ピアノ五重奏曲 (CD)
ポリーニが唯一録音した室内楽曲という意味でも非常に貴重な録音です。
意外にも、この曲には名盤が少ないのですが、
その中でポリーニ率いるイタリア組のこの盤は本当に素敵な録音です。
ショパンやベートーヴェンでは鉄壁の演奏を聴かせてくれるポリーニも、
この盤では陽気なベテランイタリア人の中で、立派にサウンドメーカーとしての核を担っています。
決して堅苦しくならない程度の緊張感もほどほどに、
ラテンの血の騒ぎもどことなく感じさせる爽やかなブラームスです。
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5つ星のうち 4.0 Brahms、Pollini、ともに30代の作品、演奏。, 2016/11/19
レビュー対象商品: ブラームス:ピアノ五重奏曲 (CD)
こうして聴いてみると、やはりどこかで聞いたことのある曲だ。BrahmsのPiano Quintetは30歳くらいと言う、この作曲家としては若い頃に書かれた作品だけあって、この冒頭部分が如実に示しているように、覇気に満ちた野心的な作品ではないだろうか。慎重で、自分の納得の行かない作品は発表しなかったBrahmsだって、こんな作品を発表したって、不思議でもないし、また一向に構わない。良くできた音楽ではないだろうか?

美しい旋律にあふれた第1楽章、ひょっとすると後年のBrahms作品を愛する向きからすると、Brahmsらしさに欠けているかもしれない。それくらい魅力ある音楽に仕上がっているだろう。そして第4楽章は、知っている人は知っている、と言う音楽愛好家なら多くの人が知っているはずの、聴いたことのある音楽である。

Polliniはこの録音当時、35歳だろうか。彼の現在の地位からすれば、やや格の違うQuartetとの共演かもしれないが、Polliniらしい真摯な姿勢の窺える演奏である。
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5つ星のうち 5.0 イタリアの優雅, 2011/12/6
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レビュー対象商品: ブラームス:ピアノ五重奏曲 (CD)
1979年1月ミュンヘンにて録音。

ヨハネス・ブラームス(1833-97)のこの曲は当初1862年9月にブラームスがクララ・シューマンに送り、二つのチェロを持つ弦楽五重奏曲であったが多くの経緯・変形を経て最終的に1864年にピアノと弦楽四重奏によるピアノ五重奏曲の現在の形になったものだ。公開初演は1868年3月24日、パリのエラール楽堂でプロイセン王女のアンナに献呈された。王女はブラームスがかねがね古典の作品に熱い憧憬を持っていたのを知っていて、その返礼に秘蔵していたモーツアルトのト短調交響曲の草稿を送ったと伝えられている。

ポリーニとイタリア弦楽四重奏団というイタリアづくしのメンバーによるブラームスだが、実に素晴らしい名演である。ポリーニは指揮者にも多くクラァウディオ・アバドと作品を残すなどイタリア音楽界のレベルの高さを世に示そうとする意図が感ぜられるが、本作はまさにそれを遂げている感がある。

イタリアの芸術性溢るるブラームス。ジャンニ・ヴェルサーチのタキシードに身を包んだセレブリティのための演奏である。
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5つ星のうち 5.0 異色のブラームス, 2008/7/8
レビュー対象商品: ブラームス:ピアノ五重奏曲 (CD)
1979年の録音が既にOIBPリマスタリング盤として出ていたが、今回更にSHM−CD化されて再リリースとなった。従来のCDに比較して、より鮮明で臨場感のある音質が特徴だ。特に高音の伸びが良く、全体的な音質のバランスもとれている。

イタリア弦楽四重奏団の軽快で明るいトーンにポリーニの輝かしいピアノが加わった、ブラームスの音楽としては異色の趣をもった演奏で、重厚な雰囲気は無く開放的で、むしろこの作曲家の若書きの野心的な作風を瑞々しさとドラマティックな表現で捉えた秀演。全体のイニシアティヴをとっているのは明らかにポリーニだが、彼らのアンサンブルは驚くほど良く練り上げられていて、随所に聴かれるイタリア風の美しいカンタービレとめりはりのある合わせ方の巧妙さも聴き所のひとつだ。それにしてもポリーニの積極的なピアノの介入がこの曲の性格を決定的に特徴づけている。それは精緻だが豪快で強靭な、まさにピアニスティックな魅力に溢れた表現で、特に終楽章にいたっては、さながらピアノ・コンチェルトを聴いているような錯覚さえ起こさせる。彼が今迄に協演した唯一の室内楽の記録として、またイタリア弦楽四重奏団解散直前の録音としても貴重なCDとなった。
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