ワルツ

ショパンのワルツはショパンの作った作品の中でも特に優雅で気品に満ちたものである。ショパンはヴィーンに旅行した際、当時流行のシュトラウスのワルツ、すなわちウィンナワルツにはあまり感心しなかった。繊細なショパンには当時のワルツはかなり品のないものに思えたのであろう。
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エチュード

ショパンのエチュードは作品10と作品25、そして三つの新エチュードがある。作品10と作品25はショパンが弱冠19歳から22歳までの間に作曲された。エチュードとはいっても、ショパンのエチュードはその和声、旋律、律動、なにより情緒面において革命的といっても過言ではない程の傑作。
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ポロネーズ

ポロネーズ(polonaise)はポーランドに伝わる舞踊リズムである。そういう意味ではマズルカと似ているが、マズルカが一般民衆的であるのに対してポロネーズは貴族的であると言われている。18C頃はすでに舞踊としてのポロネーズは廃れてしまっており、それに息を吹きかけたのがショパンであった。
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プレリュード

ショパンはバッハの平均率の影響を受け、24の前奏曲を手がけた。作曲したのは1836年から1839にかけて。ショパンはジョルジュ・サンドと運命の出会を果たし、同時にショパンの健康状態に暗い影が宿り始めた頃。そんなショパンの健康状態が作品にも当然ながら影響されている。
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ノクターン

ショパンの全ノクターン(夜想曲)の解説です。これ程までに美しく、情熱的で、夢想的で、幻想的な音楽は他に類を見ないと思います。ピアノという楽器でショパンのみが表現し得たものです。ノクターンというのは英語で、訳すと夜想曲といいます。ノクターンというのも恐らくフランス語の(ノクテュルヌ)が語源だと思います。
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マズルカ

マズルカとはポーランドの最も郷土色の濃い舞曲の一つ。厳密にはポーランドのマゾヴィア地方が起源らしい。もともとは8分の3拍子のやや遅めの音楽であったらしい。しかしやがて4分の3拍子が標準となった。ショパンは祖国のリズムを使ってその生涯に60曲のマズルカを残した。
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バラード

バラードとは元来イタリア語で"物語"という意味です。ここでいう"物語"とは恐らく吟遊詩人の語るようなものを指していると思われます。ショパンはこの形式をピアノ独奏曲として初めて使った作曲家です。スケルツォやノクターンが他人からの範を得て創られたものに対して、"バラード"を音楽に用いるというのはショパン独自の創作です。
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スケルツォ

スケルツォは諧謔曲という意味。元はイタリア語で「冗談」という意味。スケルツォを最初に音楽に用いたのはベートーヴェンで、彼の交響曲にはメヌエットに代わってスケルツォが用いられている。ショパンはスケルツォをピアノ独奏曲として用い、ショパンの独創性が遺憾なく発揮されている傑作。
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ピアノ・ソナタ

ショパンのピアノ・ソナタは独創性が発揮された傑作揃い。型破りな2番、書法を極め充実した3番は共にショパンのみならず、ロマン派を代表するピアノ・ソナタと言えます。第2番の第3楽章は「葬送行進曲」として有名ですが、全曲が聴きどころです。今年はリサイタルで取り上げられる機会も多く色々な演奏のピアノ・ソナタが聞けるでしょう。
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即興曲

ショパンの即興曲は全部で4曲。恐らくシューベルトのそれに影響されて作曲されたと思われる。即興曲といっても本当に即興演奏によるものではなく、その書法や形式において即興的な要素が認められるという意味である。ショパンの創作分野においてはさほど重要でもなく、また傑作が残されているわけではないが、中々の名曲ぞろいである。
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ピアノ協奏曲

ショパンは若い時期に2つのピアノ協奏曲を残している。不思議なことにこれ以降はピアノを協奏曲を作曲していない。ピアノ協奏曲というより、オーケストラの伴奏付きのピアノ曲と言うほどに、極めて充実したピアノパートはピアニストなら誰でも憧れる名曲です。ショパンの若い感情が音楽に結実しています。
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舟歌・子守歌・幻想曲

舟歌、子守歌、幻想曲はそれぞれ1曲しか作曲されなかった曲ですが、どの曲もショパンの晩年に近い時期に作曲されたもので、透明感の溢れる不思議な音色を持つ曲ばかりです。どの曲も傑作で、リサイタルで演奏される機会もとても多い曲ばかりです。
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